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裏引きをした銅板と釉薬を用意します。
今回使用する釉薬は、
A055 「青竹」
A
まず、筆を使って、「脱脂液(中性洗剤を薄めた物)」で
表面の油分を取り除きます。
B
竹ホセを使って、出来るだけ均等に盛りつけ
(裏引きの時より丁寧に)
B〜G
C
縁も丁寧に盛り付けましょう。
D
余分な水分は、ティッシュペーパーやガーゼなどで、
時々吸い取ります。
E
F
G
H
釉薬の盛りつけ出来上がり。
盛り残しやムラが無いか確認しましょう。
(写真は分かりやすいように少し厚盛りになっています)
I
乾燥後フリットが落ちないようにするために筆で、
CMCを軽く塗ります。
(せっかく盛り付けた釉薬がこぼれないように
注意して下さい。)
CMCについて
J
フリットを準備します。
今回は、混色不透明フリット
K
出来上がりを想像しながら、フリットを置いていきます。
K〜L
L
M
電気炉の上などに置いて完全に乾燥させます。
N
いよいよ電気炉に入れます。フリットが落ちないように気を付けましょう。
(写真は透明フリットです)
※
炉内温度が高温になっています。
火傷をしないように、充分に気を付けましょう。
O
電気炉温度は約800〜840℃
素材を入れると温度が下がりますので少し高めの温度設定にしておきます。
P
電気炉に入れて、約1〜2分。
焼きが甘いとフリットがモコモコして見た目も悪いので、充分溶けたのを確認して取り出します。
Q
取り出した直後の様子。
全体に赤味がありかなり高温な状態でまだ充分発色していません。
※
焼けてしまう恐れがあります。木の台の上には置かないように。必ず断熱材の上に置きましょう。
R
取り出して、少したった状態。
「赤」以外は、だいぶ発色してきました。
S
出来上がり
中央の「赤」もようやく発色してきました。
不透明を使うとビビットで明るい感じになります。
下に透明フリットを使った例の写真を用意しました。
出来上がりの感じはだいぶ違いますね。
※混色透明フリットを使用した例