××の盲点・盲点をつくって聞いたことがあります? 盲点=見え無い点 と言うことですが、いったい何処にあるのでしょう? それは、我々の眼の中にあります。
でも、日常生活で「見えない点」があったら邪魔ですし、
実際、気になる人っていませんよね!
いったいなぜ? |
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マリオットの盲点について |
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血管・視神経の眼球からの
出口(視神経乳頭)には、
視細胞が存在せず、
正常の視野では、
固視点の耳側15゜の位置に
直径5゜の円形の見えない部分
がある。これをマリオットの盲点といいます。
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では、実際に、盲点が何処にあるか探してみましょうか |
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1. |
まず、片目を閉じます。(図では、左目を閉じた状態で 説明していきます)
次に左図の様に、両手の人差し指を目の高さに合わせます。 |
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2. |
右目の視線を左手の人差し指の爪に(☆印)合わせて注視します。そして、右手をゆっくり耳側に平行移動していきます。 この時、右目の視線が、☆印からずれないように注意してください。 |
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3. |
上図のようにゆっくり平行移動していくと、
どうですか!! 右手の人差し指の爪が消えましたよね!! これが、盲点です。
見えない点見つかりましたか? もし、右手の人差し指の爪が消えなかったら、もう一度最初からやってみてください。 |
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では、なぜ普通は、盲点が見えないのでしょうか? |
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4. |
上の図から今度は右手をゆっくり上の方に移動してみてください。指先が見えたとたんに、指全体が見えましたよね。(盲点が消えた) 左図で赤い丸の中(盲点)の像は、上下左右の像から判断して脳が勝手に作り出した虚像なのです。この虚像によって、我々は、見えない点に悩まされることなく生活出来るのです。 |
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